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地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館様 ~ 診療予約管理アプリ

koseikan.jpg「地域完結型医療の推進に向けオペレーション負荷を軽減したい」

電話受付と手書きの台帳で管理していた診療予約。kintoneに入力した予約状況を連携医療機関に公開することで担当者の問い合わせ対応負荷を軽減するとともに、予約状況をカレンダー形式でスムーズに把握。実際に利用する担当者の声を反映し、プライバシーにも配慮した診療予約管理アプリがたった2回のSkypeミーティングで完成。

(2015年3月6日 掲載)

地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館様(以下、好生館)より、診療予約の受付管理業務を効率化したいとのご相談がありました。

好生館は、佐賀県内では第1号となる「地域医療支援病院」の認定を受けており、地域の連携医療機関からの紹介患者を対象に、事前に時間を指定して診療予約を受け付けるサービスを平成26年より開始しました。

「地域医療支援病院」は、国の医療政策でもある「地域完結型医療」の考え方に基づき、地域全体で医療の質の向上と効率化を図り、医療資源を有効活用するための中心的役割を担う病院です。

診療予約サービスの開始以来、予約状況の管理は紙の台帳で行っており、地域医療機関からの電話問い合わせに対しては、担当者が手書きの台帳を元に空き時間の回答を行っていました。そのため、

・電話で問い合わせないと空き状況が確認できない
・紙の台帳が手元にないと空き状況の問い合わせに回答できない
・紙の台帳を元に「来院予定者リスト」「月別予約実績」などのExcel帳票を別途作成しなければならない(二重・三重の入力)
・受付担当者の業務負担が増加

といったことが課題となっていました。

そのような中で、好生館の医療情報部ご担当者様より、当社のkintone業務アプリ構築サービス《ベストチーム365》による診療予約管理アプリ構築のご相談をいただきました。

予約状況をkintoneで管理し、連携医療機関にも予約状況を公開することで、連携医療機関側から見た診療予約サービス自体の使い勝手を向上させると共に、受付担当者の業務負担も軽減したいとのこと。

ご希望のアプリは《ベストチーム365》の枠組みで十分対応可能であることをお伝えし、
まずは初回無料で試作アプリをご提供させていただきました。

《ベストチーム365》は、本来はお客様の職場に伺ってkintoneアプリをその場で構築するサービスですが、札幌にある当社から佐賀県まで伺うわけにもいかないため、Skypeでネットミーティングをしながらアプリの改修作業を行わせていただきました。

今回はプログラム開発を伴うカスタマイズが必須であったため、全ての構築をネットミーティング中に行うわけにはいきませんでしたが、医療情報部ご担当者様だけではなく、実際に予約受付業務をされるご担当者の方にも参加いただき、細かい使い勝手の改善やセンシティブ情報の隠蔽といった改修作業をその場で実施し、たった2回のSkypeミーティングで診療予約管理アプリを完成させることができました。

今回ご提供したアプリによって予約オペレーション全体が効率化され、地域の医療機関との連携がよりスムーズに行えるようになることで、好生館が推し進める「地域完結型医療」の更なる進展の一助になればと思います。


■好生館Webサイト

https://www.koseikan.jp/


■利用サービス
チームワークを強化するオリジナル業務アプリ構築サービス《ベストチーム365》



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